平成17年02月13日 三嶺(1893) 西熊山(1815) 天狗塚(1812) 牛の背(1757)

平成17年2月13日 曇り 一時雪 晴れ

ふるさと林道阿佐名頃線駐車地点 7:45 ---- ふるさと林道阿佐名頃線から作業道へ 登り口 7:53 --1806mピーク 10:13 --縦走路 10:33-- 三嶺 (10:40-10:55) --西熊山 (12:04-12:20) --お亀岩 12:39 --天狗峠 13:31 -- 天狗塚山頂 (13:50-14:17) -- 牛の背三角点 14:49 ----樹林限界15:12----林道 15:59 -西山林道 イザリ峠登山口 16:40---ふるさと林道阿佐名頃線 駐車地点 17:41

累計歩行距離 20.127km 累計標高差 1821m

このところ いつも西山集落から入っていたが 今回は 菅生 の いやしの温泉郷(旧 青少年旅行村)から ふるさと林道阿佐名頃線に はいって 約4kmの先で駐車し 出発。

(この先 で 間伐材の集材、搬出と 治山復旧工事を行っていて 工事関係者と林業関係者が日曜日でも出てきて作業しているようだ。)

ふるさと林道阿佐名頃線の新しい橋 久保陰谷橋 を渡り 作業道分岐から 作業道に入って 山道へ取り付く。

下の方でも雪はしっかり締まって もう潜ることなく クラスト雪面を快調に登ることができた。

尾根に出ると 木々の間にうまい具合に 雪が 適度に積もり クラスト雪面で歩きやすい。

1806mピークの手前は雪が深かったが、固い雪面で一気に登ると やはりガスがかかっていた。
しかしそんなに 濃いガスではない。

三嶺山頂 11:45 「マイナス9.4度 9mの西よりの風 ガス」
山頂で他の登山者計3名(1人と2人組)に であう。
2005年(今年)になって4度目の三嶺山頂であるが 初めて山頂で人に出会うことになった。

トレース跡も増えてきている。やはり春が近づいているのか?

縦走路は引き締まった雪面で 快適に歩ける。

雪が溶けて 一部夏道が露出しているところもあるが、引き締まった雪面の方が気持ちよく歩ける。

西熊山への登りは 直登の稜線通しの、冬道を利用。南面の雪はは 崩れ気味だ

西熊山山頂 「マイナス8.0度 4m 雪」。

お亀岩避難小屋 はブルーシートの屋根の上の積雪は すっかり雪を落としていた。

天狗峠(イザリ峠)への登り 雪庇の発達はあるが 歩く雪面は 固い。この頃から天候回復する。

イザリ峠南面は ブロック崩壊と 雪崩れになっていた。 亀裂も多い。

振り返ると 三嶺が見える。

天狗塚山頂 「マイナス7.0度 北の風3m  剣山 三嶺 矢筈山系 眺望良好。」

牛の背に向かう。

雪の尾根を一気に下り 林道へ出て 1時間40分歩いて 駐車地点へ戻る。

林道も先週のような ラッセルもなく引き締まった雪面であった。

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☆コースメモ

三嶺から牛の背まで 樹林限界を抜け出た 素晴らしく長い雪稜を楽しむことが出来ます。
この時期 気温の上昇で 雪解けで 雪崩れ ブロック崩壊の 心配があります。
稜線に登るまでの三嶺北西尾根のルートは獣道ルートです。ご注意下さい。
ガスに まかれたとき 注意するのは 三嶺西峰付近 イザリ峠付近 牛の背付近です。
ことに ホワイトアウト時には 牛の背付近は 広い尾根と二重山稜で無雪期のルートは雪の下で とても分かりにくい状況になります。
ふるさと林道阿佐名頃線菅生工区は 平成16年秋 開通しているが 十七年二月現在 菅生 いやしの温泉郷より 約4km先で 治山復旧工事と 間伐材集材搬出作業を 行っている。休日も作業車が入り 重機の音がしていたので、くれぐれも これらの工事に邪魔にならないように 注意を払わなければなりません。
工事施工箇所は 何カ所か分かれて 広く分布していて その間 工事車両が 行き交うので 登山者の駐車場所の選定は これらから 十分離れた ところでしなくてはなりません。
今回は 阿佐名頃線から 取り付き点となる作業道付近には 上空にワイヤーが新しく 設置され 治山復旧工事がなされていているので、かなり手前の 久保陰谷橋 手前(いやしの温泉郷側)で駐車しました。
翌2月19日 この駐車場所には 土砂が堆積され 重機が駐車していました。また工事範囲が広がったようです。
三嶺 西熊山 天狗塚 牛の背 いやしの温泉郷から周回>平成17年2月19日