平成17年03月12日 剣山(1955) 次郎笈(1929) 高ノ瀬(1741) 三嶺(1893)

平成17年3月12日 曇り 雪

見ノ越 駐車地点 5:56 ----西島リフト駅 6:48 --- 剣山 (7:36-7:54)--次郎笈 (8:45-8:54)---スーパー林道下降点 9:25--丸石 (9:42-9:59)---丸石避難小屋 10:19 --奥祖谷かずら橋下降点 10:22--高ノ瀬 (11:07-11:21)--石立山分岐 11:44--1732m地点 12:17--1700m三角点 12:44--白髪避難小屋 13:10 --白髪山分岐 13:30--カヤハゲ 14:04 --三嶺(15:00-15:19)--三嶺ヒュッテ 15:27---平尾谷登山口 16:36--名頃 17:18 -- 見ノ越 駐車地点 19:11

累計歩行距離 30.217km 累計標高差 2800m

国道438号 桑平を過ぎると小雪が舞うようになり、見ノ越で小雪の中出発。直ぐに明るくなる。

剣山への登山道は 多くの登山者に良く踏まれているようで 実に しっかりしたトレース跡となっている。

剣山山頂 「マイナス9.4度 北の風 6-7m 雪は止んだ。塔の丸 一の森は見える が 次郎笈は 時折 ガスが途切れて 見えるだけだ。」

ここからは トレースが無くなり 本来の雪山のコースがとれる。

次郎笈山頂 ガスが晴れて 曇り空ながら 天候は回復してきた。

下ると水場への標識が 雪に埋もれていて 辛うじて 頭だけが出ている。

稜線上は かなり積雪が残り ほぼ稜線伝いに下降できる。

丸石山頂 振り返ると 剣山 次郎笈が しっかり見える。

ここから 樹林帯の稜線へはいるが 雪が多いものの 締まっていて歩きやすい。しかも 今日は気温が上がらず 寒いので 雪が腐らず 潜らずに ドンドン歩ける。

丸石避難小屋もかなりの雪に囲まれていた。

高ノ瀬山頂 「マイナス7.4度 北風 3m」

石立山分岐の先から 1732mPにかけて 夏道は 南面の斜面の中を捲いていくが、今回は 忠実に 尾根通しに進む。

1700m三角点の付近は 幅広い 雪田になっていて 三嶺 西熊山 天狗塚の山稜が見える。

白髪避難小屋もかなりの雪に 囲まれていた。

ここから トレースあり。白髪山分岐からは 更に増える。

カヤハゲ手前から雪が本格的に降り出す。

カヤハゲで引き返した人が多いようで これからは 壺足のトレースは 一人分となる。

少し先で 下山中の単独行の方とすれ違う。 今日 初めて であう 登山者だ。

三嶺山頂 「マイナス9.6度 4-5m 雪 視界きかず」

名頃への 下り道も 新雪が積もりだしていた。

名頃から 国道439号を雪の中 淡々と歩く 標高が上がるにつれ 路面を覆う 新雪が 増えていく。

途中で暗くなる中、全く通行車両もない 雪の中 歩いたが、あと見ノ越まで 2.5kの地点で たまたま 通りかかった地元の方の車が 止まってくれて 親切な申し出に 思わず甘えてさせてもらい 便乗させてもらう。本当に感謝でした。   

見ノ越は もうすっかり 冬の雪景色で 新雪が足首くらいまで埋まる 状態だった。
 

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☆コースメモ

昨年 3月13日には 雪が少なく 残雪期の記録としていますが、今年はかなりの積雪量で 積雪期の記録としました。
積雪は しっかり締まった雪で 寒波のお陰で 腐らず 潜らず 踏み抜かず 快適な歩行が出来ました。
雪庇なども 落ちていて 安定した積雪状況でした。
この様な 快適な積雪状況は 年に何回もないと 思います。
ラッセルが 深いときや 雪腐り 踏み抜きなどがおおいとき では とても 時間がかかります。
この時期 気温の上昇で 雪解けが急速にで 雪崩れ ブロック崩壊の 心配があります。