平成17年9月24日 光石 三嶺(1893) 西熊山(1815) 天狗塚 (1812) 光石

平成17年9月24日 曇り

【コースタイム】

光石登山口 6:37 -- 八丁ヒュッテ 7:19 ---三嶺山頂 (10:21-11:10) -- 西熊山 (12:10-12:43) ---お亀岩 13:02 --- 天狗峠 13:30 --- 天狗塚山頂(13:45-14:37)-- 天狗峠 14:53 -- お亀岩 15:16 ---八丁ヒュッテ 16:30 --- 光石登山口 17:01

【歩行距離 標高差】

累計歩行距離 18.583km 累計標高差 18125m

【詳細】

昨年(2004年)8-9月に襲来した台風やその間の集中豪雨などで、大きな災害を受けた西熊渓谷であるが、今年(2005年)の台風14号も再び この溪谷に大きな爪痕を残した。

西熊溪谷沿いの道路は 川に削り取られて 一部 狭くなっているところがあり 応急復旧工事中であった。

光石駐車場は 他に5台の車が停まっていた。
2005年6月25日に きた時は きちんとあった 案内看板は 足下を剔られて 大きく傾いていた。

駐車場を出発し、登山道にはいると 台風の痕跡で 崖崩れ 倒木 洗掘などが目立つ。

堂床野営場では テント泊していた人がいた。

長笹谷にかかる鉄橋は 流出し 河原を 徒渉する。

本流にかかる 吊り橋は 無事だった。 左岸沿いに付けられた道も 所々 崩れていた。

八丁ヒュッテは 誰もいなかった。

フスベヨリ谷は 昨年台風で 土石流が覆い尽くしたが  2005年6月25日に通った時は 落ち着いてきて かなり 復旧整備されてきた感じがしたが、今回の台風でまた  フスベヨリ谷の水流が変わり 倒木 崖崩れなどが発生し 登山ルートは大きく傷つき 変化してしまった。

盗人沢 付近の 通称「ヒビノコナロ」付近も 水流が削りとり 土砂の堆積がすすみ かなり 変化していた。

土石流のあった 通称「シカザレ」 との 分岐は 水流が 更に 深く 剔り 新しい岩盤が 露出していた。

この先で 登山道に戻って登ると 稜線直下の 沢が崩壊してたり 水場のあたりの山腹が崩壊していた。
水場は 土砂が あったが無事 水筒に補給できた。

上の方は ガスであった。

三嶺山頂 「13.2度 5-6m北風 ガス 水滴をふくんだガスで 衣服が濡れる」

西熊山山頂 「14.7度 2-3m」
どうやら北からの ガスの流れで 三嶺山頂が一番 雲に覆われているようである。 西熊山からは ガスは切れ 視界が良くなり 天狗峠からはきれいに 天狗塚が見えた。

天狗塚山頂 「15.1度 4-5m北風 再びガスが流れ 視界がきかなくなった」

お亀岩に戻り お亀岩避難小屋を見ると トイレの扉が 一枚 破損していた。今日は誰もいない。

カンカケ谷では 登山道の倒木の処理がされていた 跡があった。

徒渉地点の水流は少なかった。

八丁ヒュッテは 行きと同様 誰もいなかった。

光石登山口には 他に2台車が駐車していた。