平成18年8月5日 牛の背(1757) 天狗塚(1812) 西熊山(1815) 三嶺(1893)

平成18年8月5日  晴れ 曇り 一時雨

牛の背(1757) 天狗塚(1812) 西熊山(1815) 三嶺(1893)

【コースタイム】

久保駐車地点 4:20 --砂防堰堤 5:13 -- 牛の背三角点 (7:06-7:13) --- 天狗塚山頂 (7:46-8:07) -- 天狗峠 8:23 -- お亀岩 8:43 -- 西熊山 (9:03-9:20) -- 三嶺 (10:26-11:37) --- 三嶺ヒュッテ 11:46----菅生 下山道分岐 12:00 ---林業用作業小屋跡 13:24 --モノレール駅 13:36 --- いやしの温泉郷 (14:23-14:32) -- 林道久保蔭線  --久保駐車地点 16:02

【距離】

累計歩行距離 25.677km 累計標高差 2097m GPSの気圧高度で計算
累計歩行距離 25.029km 累計標高差 2304m 地図上の高度で計算





天狗塚 「19.5度 1-2m 東風  晴れ  三嶺、石立、高ノ瀬 迄見える。北の矢筈山系は見える。 剣山 次郎笈 は雲。」

西熊山 「19.5度 1-2m 南風 晴れ 三嶺 次郎笈が少し霞んで見える。 天狗塚は見える。」 


平成18年8月5日撮影

三嶺 「21.7度 1-2m 南風 曇り 山頂に大きなアンテナが立っている」

三嶺山頂 アンテナが立っていた。

5人で三日かかって担ぎ上げたという膨大な無線機材というが。。。

裸地化の進む山頂で 登山者の使うペグ類とは桁違いの大きな影響を与えそうな、アンテナのステー類を固定するアンカーの深い打ち込み。
少なくとも、固定方法にもっと環境に配慮した工夫がいるのではないだろうか。

また、以前 夜間に この山頂に 通りかかったとき
こうした移動局を登山者のいない夜間に限り開設していたのを見かけたことがあるが、狭い山頂なので、一般登山者との摩擦などトラブルを避けるためにも、大勢の登山者が山頂でたむろする日時とか時間帯を避けるとかの工夫をしていた。

さらに いえば こんな 大それた装置を 定置するというのが、オーバーユースの裸地対策で問題となる三嶺山頂、この狭い山頂、絶対にこの場所で開局しなくてはいけないのであろうか?

三嶺山頂のこの位置でも普通のザックで運べる範囲の荷物でこの山頂で 可搬式の小型アンテナを使い無線機を手に持って、別にアンテナを固定することなく、簡単な無線装置で簡易に山岳移動の無線通信を楽しんでいる人は時折、見かける。
この山頂のこの位置でというのなら、他の登山者に配慮した節度ある行動の範囲内で 別にトラブルなく 趣味で無線を楽しんでいる 良識ある方々を時折、見かけるのである。


今度のような年間通じても登山者の集中する、 夏の週末のハイシーズン しかも一般登山者で混雑する日中の時間帯、ただでさえ狭い山頂を テントとアンテナで狭い山頂を大きく占拠し、 大出力をねらってエンジン発電機を設置し、静かな山頂の静寂さを乱し、大型アンテナの深いアンカー打ち込み などなど。。とても 良識ある山岳移動局のマナーとは思えない。

こうした大規模山岳移動局の運用では、ことに狭い山頂の著名山においては 他の登山者と摩擦となるような 行動は慎み、登山者とのトラブルを避けるよう、今後は特に 環境などに配慮し、良識ある節度を持っておこなってほしいものだ。

環境に配慮し、良識ある範囲内で 常識的マナーを守った山岳移動局の運用が今後のアマチュア無線には要求されるのではないだろうか。