平成19年5月3日 牛ノ背(1757)天狗塚(1812)西熊山(1815)三嶺(1893)高ノ瀬(1741)丸石(1643)次郎笈(1930)剣山(1955)

平成19年5月3日 晴 

牛ノ背(1757)天狗塚(1812)西熊山(1815)三嶺(1893)高ノ瀬(1741)丸石(1643)次郎笈(1930)剣山(1955)

【コースタイム】

久保駐車地点  4:50 --砂防堰堤付近 5:44 -- 牛の背三角点 (7:33-7:38) --- 天狗塚山頂 (8:06-8:23) -- 天狗峠 8:37 --綱附森分岐 8:41--- お亀岩 8:56 -- 西熊山 ( 9:17-9:20 ) -- 三嶺(10:16 -10:31 ) --- カヤハゲ 11:02 -- 白髪山分岐 11:34 -水場往復 (11:40-12:06)---白髪避難小屋 12:07-- 1700m三等三角点 12:28 --1732m標高点 (12:48-13:00) --石立山分岐 13:23 --高の瀬 三角点 (13:39 - 13:41 ) --荒廃小屋 13:56---丸石避難小屋 14:09 -- 丸石 (14:32-14:50) --スーパー林道分岐 15:03 -- 次郎笈 (15:52-16:04) -- 剣山 ( 16:45-17:01 ) --剣神社 17:47 --- 見ノ越 17:50  自転車デポ地点 17:51

下りは デポしてあった自転車で国道439号を21km(途中転倒・落車1回

 見ノ越 自転車出発 18:08 ===久保駐車地点 19:24

【歩行距離 標高差】

 累計沿面歩行距離 30.659km 累積標高差 +3379m 
GPSmap60csx で計測
地図上の標高データ使用

【同行者】 なし



天狗塚 「6.3度 北3m 晴 剣山 次郎笈まで見える。すこし靄がかかっている」

三嶺 「8.3度 晴 2m 剣山 次郎笈 天狗塚まで見える」

丸石 「12.5度 3m 」

次郎笈 「9.7度 西3m 晴 」

剣山 「8.6度 3m西 三嶺 天狗塚が見える」


概念図


平成19年5月3日


Google Earth


西熊山 新しい標識


三嶺 新しい標識


丸石から次郎笈


剣山頂から三嶺、天狗塚が見える。


剣神社 つるぎさん山開き5月1日

見ノ越

平成19年5月3日

平成19年4月28日の津志嶽 黒笠山 丸笹山 八面山の長い周回から 中4日、5月3日 牛ノ背 天狗塚 三嶺 剣山の縦走。
28日の40km越える長距離に比べると、5月3日は30km余りだが 登山道の整備状況も良いし 天気も良いし 剣山三嶺間も もう 何十回と通い慣れた 比較的楽なコースだと思い 軽く流すようなペースでもって いとも簡単 楽勝モードで剣山、見ノ越へ到着。

この後の自転車でまさか「遭難」になるとは全く予知できなかった。

いつものように見ノ越から 快調に自転車で下っていて 見ノ越から4.7km先で 不注意から自転車が転倒。落車。

突然 コントロールを失って転倒。

顔面制動で、顔面、とっさに手をついた その手の指からも出血。

眼鏡は吹っ飛びレンズ破損、ヘッドランプも壊れて割れてくれて、この分 頭部への衝撃を吸収してくれたのかも。

通りかかった車の方が 下りてきて「救急車 呼びますか」と 助けの声をかけてくれ 親切にしてくれたが、起き上がると 体は動く。

「大丈夫」と丁重に救急車を お断りして、ともかく 自力下山をしようと、顔面 指など 多少の応急止血。
 しばらく休んで 壊れた自転車を応急修理して 再出発。

その後 だまし だまし、 ゆっくり ゆっくり、 おそる おそるで走り 残りの久保迄の16kmは とても長く感じた。

久保の駐車地点に着いて 予備の眼鏡に替え テーピングで傷口を止血。

帰りの自動車の運転も慎重。慎重。慎重。

直接原因は コントロールを越えたオーバースピードのもとで 折りたたみのクイックレリースがはずれた事だが、スピードを抑えていれば 変な振動もなく 外れることもなく たいしたことなかったのに、見ノ越 久保までの21kmを そこそこの時間で下ろうと焦っていたのだろう。

 このコース 軽い楽勝という るんるん 気分で見ノ越にきて 既に気持ちが緩みきっていながら そのくせ次郎笈丸石付近の稜線景色に見とれ 注意力が散漫になっていたのが 背景的な遠因に間違いない。

昔 高松から猪ノ鼻、池田、出合、京上、見ノ越、木屋平、穴吹、高松までのコースを自転車で1日周回をした事もあり、そこそこのダウンヒルはできると 思っていたが やはり路面状況などにあわせたスピードコントロールが大切だった。
それにしても やはり 乗り物は怖い。 
一番大きな反省点は 自転車といえどもヘルメットがいると大いに反省。


 頭部を打っているので後日 念のため病院でCTをとったらセーフ。 助かった。

ただし つけ指かと思っていたら 左手の指が見事に骨折。これが一番痛い。
顔面は絆創膏で 痛々しいが 幸い 縫うほどのケガでなく 薄く広くの表面だけのケガで済んだ。

40km縦走をして中4日 慢心から 30km縦走を 軽くなめてしまい、きつい しっぺ返しを受けたようなものだった。 

山中では軽い楽勝の 「るんるん 気分」などでは 一寸した 気のゆるみで何が起こるか分からないことを身をもって体験し 何事も なめたらだめだと、  
つねに 謙虚な気持ちで 山に接することの大切さ を教えてくれ 本当に良い教訓となった。

「あせらず あわてず あなどらず」今後も このペースでいかなくては。

落車地点

平成19年5月3日 自転車で「遭難」