いまラッセルした 自分のトレースをふりかえり 自己診断

2013年12月29日 大雪の三嶺 のぼり途中。いまラッセルした 自分のトレースをふりかえり 自己診断。

 

 熟達した猟師が 雪面に残された野生動物の足跡を見て 即座に その動物の きめこまかな情報を得るように、登山者も自分でラッセルしたトレースを観察することで 多くのことを学ぶことができる。

 

雪面に残された 自分のトレースは いろいろな メッセージを伝えてくれるのだ。

 

気持ちが焦っていないか?迷いはないか? 腰を落ち着けて 歩んでいるか、どうか?

ペースは乱れていないか?コンスタントに 一定のリズムで ラッセルしているか。

 

要するに 実力以上に 無理をしていないか?

 

などなど、冷静に客観的に 多くの貴重な教示を雪面のトレース跡から あたえてくれるのだ。

 

山中で ひとり単独でいても きわめて明快に 簡単に 検証できるのは、ありがたいことだ。

 

トレースを分析した、自己診断の結果は、 ややペースを落としているせいか 深雪でも まだ まだ 余力十分。まったく快調なペースの登高でマズマズ。

 

そろそろ、三嶺山頂も射程距離の範囲に入ってきた。

 

2013年12月31日 記

 

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