平成25年12月15日 三嶺(1893)



平成25年12月15日 曇り

三嶺(1893)

【記録】

いやしの温泉郷 駐車地点発 7:26 -- 林業作業小屋跡 8:40 --1791m標高点 10:33 --菅生下山口標識 11:12 --三嶺ヒュッテ 11:17--- 三嶺 (11:44-12:45)---三嶺ヒュッテ (13:04-13:15)--菅生下山口標識 13:21-- 1791m標高点 13:43--林業作業小屋跡 14:27--いやしの温泉郷 駐車地点着 15:09

【山頂】

三嶺「マイナス5.6度 北3m くもり ガス 視界なし 南面 下の方は見える この後 ガスが時折 切れ 剣山 次郎笈が見えた」(累計登頂回数 396回)

一気に 冬山らしくなった。初冬の降りはじめ 雪がしまらず 底までもぐり 案外 

時間がかかる。そのうえ 先週の続きのまま いまだ初冬の装備。

 この積雪状態での 三嶺山頂までの所要時間から 勘案すると このままでの西熊 天狗塚への 縦走は 時間的にチョット厳しそうだ。

今回は 素直に縦走断念、いやしの温泉郷へ 引き返す。


【装備選択】

あらかじめ 状況によって 選択しようと 冬靴とスリーシーズン用と 二つ 車に積んで 持ってきていたのに いやしの温泉郷の出発時点で 山麓の周辺の状況判断で 今回は 重い冬靴は止めて三季用の軽い靴を選択。

前週と同じく 晩秋 初冬期の 貧弱な装備のまま 三嶺へ向かってしまった。

結果的に この日の 靴の選択は 大失敗。

雪山での足ごしらえは 耐寒 耐雪性能など とても大事。

前週の 多少の雪 程度なら 三季用の靴でも対応できるが シーズン通じてヘタってきた靴は やはり 多雪時には 不適な靴だった。

さらに 積雪対応の しっかりした服装などの 用意も 不完全なまま。

もし 足元 など もろもろの不満を抱えつつ そのまま 縦走したら 多分 ズルズルと 先に進み 引き返すポイントを 失してしまうことで さらに深みに陥ってしまい リスクを増やしていくことになっただろう。

【リスク】

一方 貧弱装備は いとも簡単に 厳しい試練を味わえる という「メリット」 もあるかもしれない。

このことで 山行自体の満足度は高まるかもしれないが まだ雪や寒さに 慣れてないシーズンはじめだけに 厳しさが 予想以上で 物凄く消費時間がふえ とても難渋し 日没までに駐車地点に戻るという 時間的タイムリミットを超え 日帰り範囲内をこえてしまうリスクが 高まる。

楽しみの枠内で山行をするほうが本筋だ。

今回で 396回と 数多く登頂回数重ねてきた三嶺。

この山域では なにも あわてて この時期 あへて 徒手空拳のような いでたちで 危ないリスクを 冒すこともない。

【山頂でジャッジ】

山頂での判断は 「三嶺山頂手前での積雪状況から勘案して 天狗塚までの縦走するとしたら 今回は チョット厳しいだろう。」

 今後の所要時間予測を予測しての 三嶺山頂での判断はそれなりの適切な判断だったと思う。

【教訓 「転ばぬ先の杖」】


毎週のように通っていても 一気に 冬らしくなる変化に対応するのは難しい。

要するに 事前準備の段階で もっと 冬の到来を いちはやく察知して 一応冬らしい 装備を整えておく必要があった。

毎週の続きで 安易に 山の状態を推測していると 今回のように誤ることもある。

反省として、昔からの教訓「転ばぬ先の杖」そのものだった。



http://youtu.be/R2oHTJUoR5U



平成25年12月15日 三嶺(1893)


ピカサ写真







京上トンネル 2度


モノレール


新たな雪


林用作業小屋 跡


北側 吹き溜まりは 雪が多い


雪原に なってきた


振返る


1791m標高点


雪面の登り 振返る


 雪庇になりやすい 雪が貯まるところ


登り


鹿よけフェンス


菅生下山道 分岐標識


三嶺ヒュッテ


小屋内部


三嶺ヒュッテ


池 


三嶺山頂


ガスが切れ 剣山方面見える


三嶺山頂


西熊山方面 ガスが切れた瞬間


カヤハゲ方面


三嶺山頂


三嶺ヒュッテ 剣山 次郎笈 方面


三嶺山頂を振返る


三嶺ヒュッテ 内部
そういえばこの犬と 平成18年6月17日 雨のなか 三嶺(1893) 剣山(1955)縦走した 思い出がある。
goo blog


三嶺山頂を振返る


菅生下山標識 から 三嶺山頂を見る


1791m標高点から 三嶺を見る


雪原状 のところ


林用作業小屋 跡 


モノレール


モノレール


いやしの温泉郷 到着


平成25年12月15日 午前9時 地上天気図


平成25年12月15日 午前9時 500,300hPa高層天気図


平成25年12月15日 午前9時 850,700hPa高層天気図


平成25年12月15日 レーダーアメダス合成値(気象庁発表)過去24時間降水量変化:動画